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KSC製 USP.45 MATCHをレビュー!USP.45をレース仕様にしたマッチカスタムガンを紹介

更新日:

今回紹介するのはKSCのエアガンの中でも人気が高いUSP.45シリーズのハイエンドカスタムモデルである
USP.45MATCHの紹介
です。

 

USPを使用した映画やゲームは数あれど、USP MATCHとなると真っ先に出てくる作品といえばやはりトゥームレイダーでしょう!

アンジェリーナジョリーが演じたララ・(≧◇≦)クロフトがシルバースライドのUSP MATCHを2丁拳銃で戦う姿が今でも色褪せませんよね!(≧◇≦)

引用 トゥームレイダー 監督:サイモン・ウェスト 主演:アンジェリーナ・ジョリー

あの映画を見ると一度はUSP MATCHを手にしてみたい!そう思ってしまうことも仕方がない・・・そんなこんなでUSPマッチを手に入れてしまったわけです(;´∀`)

 

とはいえトゥームレイダーで使用していたマッチは9㎜口径でこちらは45口径・・・ですが、

引用 トゥームレイダー 監督:サイモン・ウェスト 主演:アンジェリーナ・ジョリー

通常のUSPもいいですが、やはり45口径サイズのフレームにマッチの装備はもはや大型拳銃の域でやりすぎでは?と思えるくらいの迫力があります。

 

通常の9㎜サイズよりも一回りほど大きくなっているようで、性能ではすでにマルイのUSPの方が上なのですが、いまだにKSCのUSPが根強い人気があるのも頷けます。

簡単に言うとサイズ感が迫力があるんですよね♪

 

それでは今回はUSPをレース仕様(マッチモデル)にカスタムしたモデルであるKSC製 USP.45 MATCH(ABSモデル)の紹介です(`・ω・´)ゞ

KSC製 USP.45 MATCH スペック

KSC製 USP.45 MATCH スペック

  • 全長   245㎜
  • 重量   1080g
  • 弾丸   6mmBB弾
  • 作動方式 ガスブローバック式セミオート
  • 装弾数  29+1発
  • 価格   23000円 (新品税別・メーカー希望小売価格)

USPは1993年にH&K社が開発したポリマーフレーム拳銃

1990年代になると人間工学などを意識した拳銃づくりが開始され、USPもグロックの成功に倣って、世界初のポリマー拳銃であるVP70のようなポリマーフレーム拳銃を製造することになった。

 

使用弾は汎用性を考え9×19㎜パラベラム弾・.40S&W弾・.45ACP弾のモデルが設定され、1911ガバメントと似た操作性を持たせ指一つで多数の操作が可能なコントロールレバーを搭載し、当時では先進的なアンビデクストラス形状のマガジンリリースを装備、

 

更に今ではマスト装備になった20㎜ピカティニーレール規格の元になったUSP独自のレール規格を搭載し、初のオプション対応レールを搭載した拳銃になりました。

 

 

USPの中でも複数存在するバリエーションカスタムモデルの中でも今回紹介するのはシューティング競技を重点に置いたカスタムが施されたUSP MATCH(マッチ)モデル!

通常のUSPのバレルを延長し、より遠くのターゲットを正確に狙えるようにし、素早くターゲットに命中させるために反動を抑制するために大型のスタビライザーをバランサーとして装備しているのが最大の特徴です。

 

スタビライザーはコンペンセイターの役割はなく、シューティング競技での使用であるため重量の増加や大型化による携行性の悪化を度外視した割り切ったカスタムであると言えますね。

今回紹介するのはUSP.45 MATCHのABS樹脂スライドモデル

(このABSモデルは改良前のHOPシステムが搭載されていて、現在では改良されたV型パッキン形状の新型HOPシステムが搭載されています。)

 

付属品は本体、説明書(マッチ専用説明書も同封)・保護キャップ・BB弾少々・ホップ調整用専用レンチ・ロックアウトキーなどが付属する。

KSC製 USP.45 MATCH 外観

USPマッチのファーストインプレッションはデカい!ですねwww

 

USPのエアガン自体は他社から多数販売されていますが、

.45口径モデルということで通常の9㎜パラベラム弾仕様のUSPや40S&W弾仕様よりも一回り大きかったUSP.45がマッチカスタムになったために更に大型になり、大型拳銃並みのサイズ感になったという感じですね。

 

2000年代に意識され始めたアンビ化の影響もあってマッチモデルにはアンビセレクターやアンビリリースレバーなども標準装備しているのでKSC製のUSPとしてはハイエンドモデルといった印象です。

ホールドオープン時も迫力そのもので、スタビライザーはフレームに結合されているため後退せずホールドオープン時はスライドが後退して止まるため、さらに大型に見える印象。

USPマッチの最大の魅力はこのスタビライザーですよね!

 

パッと見はコンペンセイターにも見えるこのパーツですが、排ガスを処理する機構などは一切なく、純粋に銃の重量バランスを調整して、反動を抑制するための安定器としての役割を果たします。

 

実際シンプルですが、フロント重量増加は反動抑制にはかなり有効だと感じます。
あえて言うとバレル側にマグナポートを付ければよかったのではないか?と思わないでもないですwww(;´∀`)

 

マズル前面には赤の文字でHKとデカデカと刻印、左側面にはこの銃のMATCHの名が入っています。

マッチモデルなのでより遠くのターゲットを正確に命中されるためご覧の通りロングバレルが装備されています。
エアガンとしてもインナーバレルが長くなっているので、命中精度向上に期待できますね♪

 

余談ですが、バレルにはまっている緑色のOリングはそこそこよく切れるので気になる人は予備をもっていたほうがいいかもしれません!KSCオンラインで買うことができます!!

スライドは通常のUSP.45と同じ刻印のスライドが装備されています。

 

今回紹介しているモデルはABSモデルですが、HW樹脂モデルのスライドの方が耐久性が高い気がします。
他の方も同じことを思っている人も多いようで、通常ABSとHWではHW樹脂の方が割れやすく破損の可能性が高いのですが、KSCに限ってはABSスライドの方が割れやすい印象があります。

 

実際多数のKSC製ガスガンを所有してきた結果スライドにクラックが入った多くがABSモデルでしたwww

その中にはUSP.45タクティカルがあったのでKSCのUSPが欲しい方にはHWスライドモデルをオススメします!

 

それとKSC全般に言えますが、スライドストップをかけたときにスライドノッチが欠けていきます。マルイなどは補強が入っているんですが、いい加減KSCはノッチ対策して欲しいですねwww

 

カスタムできる人はノッチ対策を入れた方が良いと思います。

少なくともこの記事を書いている2023年5月現在では対策されていません!!

USPマッチ・USPタクティカル専用パーツでトリガーストップスクリューが装着されています。

このトリガーの裏側についているスクリューネジを調整することで、トリガープルを調整することができるので地味にうれしいパーツですね!

 

ですがデメリットもありまして、
個体によっては緩んできたり、逆に締まったりしますwww

 

なので緩んでトリガーを引き切れなくなったり、連射しているとネジが締まってきてネジの先端がトリガーからにょきっ!と出てくることもあります。

調整がめんどくさい人はネジロックで固定するか取り外すのもアリでしょう。

USPマッチにはアンビスライドリリースレバーも標準装備、利き手を選ばずに操作が可能です。

元々USPにはアンビ設計は組み込まれていない時代の銃なので、時代が移り変わってアンビが普通になっていく過程で増設されたパーツですね。

 

先ほども書きましたが、スライドストップノッチには補強が入っていません!
なので頻繁にリリースレバーを使ってスライドリリースをするとノッチが削れていくので注意が必要です。

グリップ部は全体的に滑り止めのシボ加工がされています。

 

グリップ前方と後方にはチェッカリングが施されているのでこちらも滑り止めの効果が高いのですが、この時代のHKのハンドガンのチェッカリングは痛いので素手でのグリップフィールはあまりよくはありませんwww

 

グリップ下部にはUSPマッチ専用パーツである拡張マグウェルが装備されています!

拡張マグウェルはマグウェル開口部を広げて大型化することで、競技時にスピードリロードがやりやすいようにカスタムしています。そのおかげでかなりスムーズにリロード操作が可能です!

 

操作感には関係ありませんが、マグウェルは金属製マガジンを入れる時には反響してかなり良い金属を奏でます♪

さらに言うとスライド引いた時にも銃自体が共振するので、マグウェルが震えるときの音色は癖になりますよ!

因みに実銃のUSPにもある機能でロックアウト機構が再現されています。

 

付属のキーで銃をロックする機能でありますが・・・使ったことがありませんwww
実銃では完全に銃のハンマーをロックすることができるので暴発などの誤作動を防止することができますが、ガスガンだとマガジンを抜くだけでチャンバーに弾が入っていても発射ができません。

 

ロック解除にも専用キーが必要なのも考えると雰囲気を楽しむための機能でしょうね。

この機能を使うか?と聞かれたら・・・ノーコメントですね・・・

こちらもUSPマッチ・タクティカルに装備されているアンビセレクターですね。

 

ポジションは上からセフティー⇒ファイヤー⇒デコックのポジションになっています。

左右から操作自体はしやすいのですが、レバーの大きさと形状からデコック時はグリップをちゃんと握った状態では指が邪魔になってデコックを掛けられませんwww

ここら辺は最初からアンビ前提で設計されている現在の銃と違って、試行錯誤している1990~2000年代のデザインを感じますね!

 

 

因みにこのUSPマッチのセレクターはセフティーに入れている状態でも何故かハンマーが落ちてしまいますwww

つまりコック&ロックが何故かできませんwww
このレビューが終わった後にカスタム予定なのでついでに修理します。

バレルにはHK.45の刻印とシリアルナンバー25-094705の刻印がされています。

ホールドオープン状態にするとチャンバーにHOP調整ダイヤルがあるので付属の専用レンチで調整することができます。

フレームのトリガーガード下部にはWARNINGの刻印

 

トリガーガード根元にはHK特有のアンビマガジンキャッチが装備されています。
HKマガジンキャッチは人間の手の肉が大好物なのでよく手の肉を挟んで痛い思いをするので注意が必要です!

マガジンはUSPマッチ専用の29連ロングマガジン
マガジンバンパーがマッチ用のマグウェル対応形状になっている。

 

実銃ではポリマー製のマガジンですが、ガスガンではガスを入れる関係上強度が不足するため、他のガスガンと同様に亜鉛が材質になっています。

グロックシリーズと同じ感じですね。

因みに通常のマガジンと比べるとこのように若干長いです。

一応USPマッチ用マガジンは通常のUSPにも使用できますが、逆に通常のマガジンはマッチには拡張マグウェルとバンパー形状の違いから装着は不可となっています。

こちらもUSPマッチとタクティカルの専用であるハイサイトですね。

 

USPマッチではバレル延長とより遠くのターゲットを撃つための装着
USPタクティカルではサプレッサー装着時の干渉を避けるための装着ですね。

 

フロントサイトはよくあるホワイトドットではなく、シンプルなハイサイトで横に反射防止セレーションが入っている。

リアサイトもドット無しで、横に反射防止セレーションが入っている左右上下調整可能なアジャスタブルタイプ

マイナスネジで左右上下を調整することで想定している射撃距離に応じて着弾位置を調整できる。

サイティング時はこんな感じで、ドットは装備されていませんが、ハイサイトのおかげで瞬時にフロントサイトを探すことができるので、サイティングは簡単です。

 

サイトノッチも大きすぎず、小さすぎず、絶妙な大きさなのでアイアンサイトの中ではかなりサイティングしやすい部類だと感じます。

 

流石はマッチ仕様のサイトって感じですね(≧◇≦)
このサイト好きです♪

USPマッチの重量は1092gとハンドガンの中ではなかなかの重量級です!

USPはポリマー拳銃なので軽量化しているはずなのですが、それでもこの重量は流石はレース仕様といったところですね。

マガジンの重量も354gと他のガスガンと比べても重量級です。
デザートイーグルのマガジンの匹敵する重さなので複数持つとかさ張りそうですねwww

グリッピングフィールは正直よくない。
USP独特の角ばったグリップが45口径サイズになってさらにサイズアップしているおかげで角が目立ちます。

まるで角材を握っているような印象を感じますねwww

 

デメリットのように書きましたが、使い勝手を選ぶのならマルイの9㎜仕様のUSPを使えばいいので、このKSCのUSP.45に限っては使い難さも魅力の1つだと思うのでこのグリップの握りづらさはご褒美だと感じます。

 

10㎜の45口径ダブルカラムマガジンのUSPなら当然の握りにくさなのでこの握りにくさを楽しみましょう!
いやなら9㎜仕様であるマルイのUSPに逃げましょう!!それで解決です!!

 

重量バランスはよく、若干フロントヘビーよりにはなっていますが、片手で握っても重さによる扱いにくさはあまり感じません。

KSC製 USP.45 MATCH 通常分解

ということで通常分解ですね。
お察しはしていると思いますが、通常のUSPと比べるとめんどくさ感は上がっています。

まずは六角レンチでスタビライザー下部のスクリュー2本を外すと、スタビが取り外せます。

取り外し完了♪

スクリューにはワッシャーがはまっているので無くさないように注意してください!
簡単にどっか行っちゃうサイズなので・・・

お次にアンビ化されたスライドリリースレバーの右側を外すためにこちらも六角レンチでスクリューを緩めてレバーを取り外します。

後は通常のUSPと同様に分解用ノッチに合わせてスライドリリースレバー(左)を引き抜くだけで分解できます。

ということで分解完了
正直メンテ製はよくはないですね(;^ω^)

そんなに頻繁にメンテする必要はありませんが、それでもスタビ外して、アンビレバー外して、しかも工具が必要って利便性はあまりありませんね。

 

まぁ~競技用の銃ってそんなものなのでしょう。
マルイのサムライエッジバリーモデルとかKSCのSTI HUNTERとかもそんな感じですもんね(;^ω^)

とりあえずリコイルスプリングとチャンバーユニットを取りはずして、通常分解は完了です。

アウターバレルは正直むやみに外さない方が無難です!

なぜならスライドのバレルを通している穴が結構タイトで、しかも通常のバレルよりも長いので取ろうと思うと斜めに引き抜く必要があります。

 

そうすると先ほど言った緑色のOリングが干渉して無理くりやると引き千切れます!

Oリングを外してからとったほうがいいのですが、Oリングは溝にハマっているので取れにくくて外すのが面倒です。

先ほどちらっと言いましたが、インナーバレルの長さもスタンダードとマッチでは違います。

ご覧の通りでチャンバー1個分ぐらい延長されています。

KSC製 USP.45 MATCH 命中精度

命中精度は29発中20発と結構優秀です!
(BB弾はS2S製の0.2gバイオBB弾を使用・射撃距離は約10m程度)

 

動きもいいと言いたいところですが、どうやらピストンカップがヘタって来ているようで作動はイマイチ(;^ω^)
代わりに別のUSP.45のスライドを組んでみたところ正常に作動しました。

やはりKSCのピストンカップはマルイよりもヘタリ易い印象がありますね。

 

確かに正常に作動しますが、若干ブローバックが弱い印象はぬぐえません!
同時期にマルイ製のUSP(SG-09R)も命中精度の測定もして比べてしまったせいかもしれませんが、マルイのあの圧倒的なキビキビガツガツ動く作動性と比べると見劣りしてしまいます・・・

 

やはりそこは比べてはいけない一線なのだとも感じました(;´∀`)
もう一度言いますが性能は悪くないです!マルイが凄すぎるだけ

KSC製 USP.45 MATCH 評価

レア度
70点
クオリティー
90点
性能
60点
価格
40点

ということでKSC製のUSP.45MATCHの紹介でした。

 

やはりUSP.45と比べても圧倒的なサイズ感!塊感がたまらない!!

マッチ仕様ということで通常のUSPでは装備されていない拡張マグウェル・アンビセレクター・アンビスライドリリース・スタビライザを装備していて、いかにもカスタムガンという感じです。

バレルも延長されていて、通常のUSPとは明らかに違うので特別感がありますね。

 

マルイの安定した性能に比べれば性能面は見劣りしますが、大型のフォルムや内部のリアルな構造、メリハリのあるトリガーやハンマーの作動はマルイにはない魅力があります!

間違いなくKSCのガスガンの中でもファンが多い1丁でしょう!それだけ良いモデルだと感じます!!

 

 

ですがやはり明確なデメリットがあります・・・まとめると

  • グリップの握りにくさ⇦愛でカバー可能
  • スライドストップノッチの耐久性
  • ABSスライドの耐久性
  • アウターバレルの耐久性
  • マガジンキャッチの保持力

ココらへんがKSC製のUSPマッチの弱点でしょうね
(※この問題への対策などはUSP.45をカスタムする記事に書きます。)

 

特にマッチはマガジンキャッチの保持力が弱い印象です!
スライドを引いて、リリースした時のリコイルでマガジンキャッチが振動して緩んでマガジンが落下!っていうことがよく起こります!

 

通常のUSPでもリコイルスプリングをテンションの高い社外品に交換すると起こる現象らしいのですが、マッチでは純正でもおこりますwww なのでマグキャッチのスプリングの強化が必要になりますねwww

 

という具合にちゃんと使うには改善する点は多数あるものの、迫力あるモデルで手を掛けて育てていけばちゃんと耐久性と性能を両立できるいい1丁ですし、何よりもマルイなどのUSPにはない操作時のカッチリ感と45口径の大型のサイズ感が堪りません!!

 

特にマッチモデルでちゃんと作ってあるのはKSCだけなので(正確にはKWAも作ってる)

このフォルムに惚れた人には是非とも一度手に取ってもらいたい一丁だと感じます。

 

 

 

 

 

 

 

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