バイオハザード3のリメイク作品として登場したバイオハザードRE:3は旧バイオ3にはないオリジナル要素が多いですね。
よくよく見ると旧バイオ3を彷彿とされる演出や行動を見ることができますが、「こんな演出あったけ?」と思う新しいオリジナル要素も見ることができます。
そのリメイク作品でもオリジナル要素が強いバイオハザードRE:3に登場する武器には旧バイオ3を思い出すサムライエッジやアサルトライフルなどの武器はもちろん、完全新規のRAI-DENやライトニングホークなどが登場しました。
ストーリーの長さや単調さなどで賛否が分かれる作品ではありますが、やっぱり端々ではちゃんと拘りが感じられるのは流石バイオハザードです!
今回はバイオハザードRE:3に登場して活躍した武器を紹介していきたいと思います。
コンテンツ
サバイバルナイフ・コンバットナイフ
バイオハザードで必ず登場する基本武器のサバイバルナイフ
モデルはオンタリオナイフではないか?と思います。
M9バヨネットが多いバイオハザードですが、今回は切るというよりもジルは得意とする刺すという戦い方で使用。
前作のバイオハザードRE:2ではナイフが強すぎて修正が入ったのでしょうね。
それでも今作は緊急回避システムがあるので、緊急回避してからの反撃の切り付けで使い方によってはかなり有効に使うことができます。
カルロスパートで使うことができるコンバットナイフは先ほど言ったバヨネットⅯ9がモデルと思われます。
このバヨネットⅯ9はコンバットナイフとしてはもちろんⅯ4A1などのAR系アサルトライフルに装備することで銃剣としても活躍することができます。
カルロスはバイオRE:2のレオンやクレアと同じように横切りするので攻撃範囲が広く使いやすいです。
HOT DOGEER
クリアボーナスとして交換可能なボーナス武器のHOT DOGGER
読みはホットダガーではなくホットドガー=自慢屋・目立ちたがり屋という意味があるので炎が出るナイフ=ホットダガーではないようです。
どうやら設定ではアンブレラ社が開発した兵器ということで、切りつけた相手を燃やす追撃効果があって、ナイフよりも切りつけるリーチが長いのが特徴
見た目だけじゃなく、追撃の炎も派手なので使っていても楽しく、補助武器としてはかなり強力なナイフといえます。
とはいえクリア特典としてはもっと強力な無限武器があるし、Sランククリアには無限武器の使用は影響されないので優先して使うことは少ないでしょうね。(好きで使うのは別)
手榴弾
言わずと知れた手榴弾 モデルはアメリカ軍が開発したⅯ26手榴弾
(形からレモンの別名で呼ばれることもあります。)
安全レバーを握り込んでピンを引き抜くことで金属片をまき散らし爆発するので、
多数の敵が密集している場所や強力な敵へ使うと大きなダメージを与えることができます。
閃光手榴弾
閃光手榴弾は中身のマグネシウムと炸薬を燃焼させることによって激しい爆音と閃光によって敵の五感を一時的に麻痺させることができる非殺傷手榴弾
モデルはピカティニー・アーセナル社のM84スタングレネード
敵の動きを停めることができるので使い方によってはピンチを切り抜けることが可能で、戦闘の補助武器としても優秀です!
ハンドガンG19 (グロック19 GEN1)
ハンドガンG19はグロック社の名銃であるグロック17をベースに携帯性を高くしたコンパクトモデルのグロック19がモデル
実銃のグロックはアップグレードが進んでいますが、このモデルになっているグロック19はグリップにチェッカリングなどがない初期の(GENERATION 1)モデルです。
ジルが最初のアパートの私室から逃げる際に、道で倒れている警官からこのハンドガンG19を入手します。
性能や耐久性が高いので世界各国の警察や軍隊で採用されていますが、今作では初期のハンドガンということで性能は他のハンドガンよりも低く、クリティカル率や射撃精度は劣ります。
ですが、道中で手に入るカスタムパーツを取り付けることで性能を上げることができます。
G19用のレッドポイントダット式のダットサイト
命中精度を上げる物で、本来は精密な射撃がより要求されるレースガンなどで多用される光学サイトで、銃本体の面積が大きくなる分狭い場所での取り回しが悪くなる。
バイオRE:3では取り付けても取り回しは悪くなることはなく、素早いエイムが可能になるカスタムパーツです。
G19用のロングマガジン
装備することで銃の全高は高くなるものの、装弾数をかなり増やすことができるためリロードの回数を減らすことができる。
RE:3ではダットサイトと同じで全高が高くなることによる取り回しのデメリットはないので、装弾数を増やすメリットしかないカスタムパーツです。
G19用モデレーター
俗にサプレッサーやサイレンサーと呼ばれるもので本来は消音効果のメリットがあります。
装着すると射撃の精密や威力は高くなるが、デメリットとして所持アイテムのスペースを2つ使用するので序盤では特に手持ちを圧迫するので手持ちの空を重視するのだったら取り外したり、装備しないのもアリ。
完全強化すると大型のサブマシンガンのようになります。
ハンドガンとしては威力・装弾数・エイムスピードなどは最高クラスで、ゾンビ相手なら申し分ない武器になります。
後半ではペイルヘッドやハンターなどが登場してくる関係上瞬間的な火力が足りなくなるので、前半~中盤に活躍できる武器でしょう。
ハンドガンG18 (グロック18 GEN1)
ハンドガンG18はこれまたグロック社のG17をベースにフルオートとセミオートを切り替えることができるセレクターを装備した対テロ用のマシンピストルです。
本来はマシンピストルなのでフルオートで撃つことがメインになるグロック18ですが、
カルロスのU.B.C.Sではこのフルオート機能をオミットする代わりにセミオートでの連射性能とリコイルコントロールを高めているという設定の様ですね。
有名なG18Cの初期モデルでG18は反動抑制の効果があるマグナポート付きロングバレルが装備されています。
ジルがスペンサー病院で手に入れることができるG18はカルロスのG18に3点バーストが加わった強力なマシンピストルになっていて、ハンドガンの中で最も瞬間的な火力が高く、弾丸の消費が早いですが、近距離でも強敵と十分戦えます。
3点バーストということで弾丸を一度に3発発射できることから瞬間的な火力が普通のハンドガンの3倍になるので弾丸さえあればボス戦でもかなり有利に戦うことができますね。
細かいところですが、カルロスのセミオート仕様G18 とジルの3点バースト仕様G18を見比べるとちゃんとセレクターの位置が変わっていてセレクターによって射撃方法を変えていることが分かります。
無限ハンドガンMUP (H&K USP)
今回のクリアボーナスとして手に入る無限ハンドガンMUPはモデルがH&K(ヘッケラー&コッホ社)のUSP P8
USPはドイツのヘッケラー&コッホ社が製作しているハンドガンでグロック同じようにポリマーフレームを使った拳銃です。ドイツの正式拳銃の座を得ていて幅広いバリエーションと派生モデルが存在していて、ドイツを代表する有名な拳銃です。
USPの標準モデルはS&W.40弾を使用するのを前提としていますが、RE:3で登場したのはスライドがステンレスシルバーの物に換装された9㎜パラベラム弾仕様のP8モデルで
劇中では弾切れの心配がない無限ハンドガンとして活躍できて、威力こそG19と比べてあまり変わらないものの、エイムスピードが速いのが特徴です。
サムライエッジ ジルモデル (ベレッタⅯ92F)
サムライエッジはバイオハザードシリーズオリジナルのカスタム拳銃です。
ベースはベレッタ社のM92Fをベースにカスタムしていて、ラクーン市警の特殊部隊(S.T.A.R.S)の隊員に支給されています。
ベレッタⅯ92Fはイタリアのベレッタ社が製作したハンドガンでアメリカ軍の正式ハンドガンの座を得ることで有名ですね。
コルトガバメントに並んで有名な拳銃です。
このサムライエッジにはバリエーションモデルが複数存在していて、標準モデルのサムライエッジSTDの他にサムライエッジの性能テストに参加した隊員には個人の要望に応えた特別モデルが作られました。
ジルはサムライエッジのトライアルテストに参加して、ジル専用のサムライエッジを手に入れています。
RE:3に登場しているサムライエッジはそのサムライエッジ ジルモデルで命中精度・威力・クリティカル率が劇中に登場するハンドガンの中で最強になっています。
(旧バイオ3での初期装備はこのジルモデルなのですが、旧バイオ3に登場したジルモデルとは少し違うカスタムがされています。)
以前にエアガンでこのサムライエッジ ジルモデルRE:3バージョンを作ってみたので気になった方は是非こちらから見てみてください。
ショットガンⅯ3 (ベネリⅯ3 スーパー90)
ショットガンM3のモデルはベネリM3
イタリアのベネリ社が販売しているポンプアクション&セミオート切り替え式のショットガン
12ゲージショットシェルを使用し、世界中の軍や警察機関だけではなく日本でも狩猟用として使われることもあります。
バイオRE:3の初期モデルはセミオート機能をオミットしてポンプアクションだけで使用
ショートマガジンチューブと木製の固定ストップを装備したモデルで戦闘用としては装弾数や使い勝手が心もとない印象ですね。
カスタムパーツのタクティカルストックは装備すると銃のオールド性を上げて命中精度を上げることができます。
ストックは自分の体に合った大きさに変更できる可変タイプストックで場所によってストックを縮めて取り回しをよくすることができますね。
セミオートバレルは文字通りでM3をポンプアクションからセミオート化して連射性能と威力の向上を図れます。
(余談ですが、パーツ自体はバレルではなくマガジンチューブとコッキングハンドガードなどでバレルではありません)
ショットシェルホルダーは12ゲージショットシェルをショットガン側面に付けておくことができるアイテム
ショットガンは構造上ハンドガンなどのようにマガジン交換して素早く交換できないため、緊急時にできる限り素早いリロードを可能にするものです。
ショットガンⅯ3にすべてのカスタムパーツを装備するとこんな感じにタクティカルなショットガンになります。
RE:3ではショットガンはM3だけですが、序盤の無改造のM3と違って、連射速度・命中精度・威力・リロード速度がすべて高性能になるので近距離での戦闘がかなり楽になります。
散弾銃なのでまとまっている敵に対してはかなり有効に使える武器です!
アサルトライフルCQB-R(Ⅿ4A1 CQB-R)
アサルトライフルCQBRは有名な5.56㎜×45㎜NATO弾を使用するアサルトライフル コルト M4A1がモデルになっていますね。
よく見るM4A1カービンのバレルを切り詰めたCQB-R仕様で、銃身を切り詰めた分、命中精度は落ちる代わりに室内などの狭い場所での取り回しが高くなっていて室内戦での制圧力を高めてあります。
本作ではcasualモードとカルロスパート、クリアアイテム特典などで使うことができます。
アサルトライフルなのでフルオートが可能で動きの早い敵や敵が密集している場所では真価を発揮し、貫通力に優れる分1発1発の威力とストッピングパワーに劣るので耐久力のある敵には不向きな武器でもありますね。
ハンターやリッカーなど耐久力が高く素早いので瞬間的な火力が物を言うのでアサルトライフルは不向きですが、ゾンビやドレインディモス相手にはその連射速度で圧倒できます。
無限アサルトライフルとアサルトライフルでは威力は違いはないですが、
無限アサルトライフルはアタッチメントを取り付けることができない代わりに弾数が無限で見た目にTANカラーのパーツが使われています。
逆に普通のアサルトライフルCQB-Rはアタッチメントを取り付けることができる代わりに無限弾ではないのが特徴ですね。
アサルトライフル専用のスコープですが、実物ではエイムポイントのM2がモデル
スコープとなっていますが、よく言うドットサイトでスコープ倍率は1倍なのでズーム機能はないです。
スコープを取り付けると赤いダットが表示されて素早く正確なエイムが可能になります!
デュアルマガジンはマガジン2つを結束させたもの
装備したら本来32発だったものが64発の装弾数にする拡張マガジンのような効果になっていますね。
本来はマガジンを2つ結束させることで素早いリロードを可能になるカスタマイズですが、RE:3ではなぜか装弾数が増えるカスタムパーツになっていますね。
タクティカルグリップは装備すると反動を抑制して連射しやすくすることができます!
ホーグ社製のラバーグリップがモデルです。
フィンガーチャネルが付いた人間工学に基づいたラバーグリップでM4A1標準グリップよりもグリップ感向上します!
実物も吸い付くようなグリップ感覚なので純正と比べるとかなりしっかりと握り込めます!
カスタムパーツをフル装備したCQB-Rはカスタムパーツやオプションパーツが装備され、かなり戦闘用のタクティカルな感じに
Re:3は設定が1996年なので20㎜ピカティニー規格のレールハンドガードやⅯ2サイトなど当時としては最新鋭の装備といっていいカスタムが施されています。
ゲーム中でもかなり扱いやすく、特にカルロスの病院パートではかなりの活躍をみせるのでゾンビやドレインディモス相手ならかなり有効な武器といえますね!
グレネードランチャーMGL(ダネル MGL)
グレネードランチャーMGLのモデルはダネル社のセミオートリボルバーランチャーであるダネル MGL
ジルは爆発物のスペシャリストという設定があるのでお似合いの武器とも言えますね。
リボルバーランチャーは本来はセミオートでの運用ができますが、劇中の地下水道でケンドショップの納品書に書いてあるようにセミオート機構が故障しているので次弾を発射準備するためにシリンダーを手動で回す必要があるようです。
弾丸を切り替えることで敵に応じた対応ができて、炸裂弾・硝酸弾・焼夷弾・マインスロアー弾の各種に切り替え可能!
ボス戦のネメシスにも有効で数が少ないマインスロアー弾はセンサー式で地雷のように運用することも可能で1丁で幅広い活躍が可能です。
マグナム Lホーク.44AE (IMI デザートイーグル.44マグナム)
マグナム LホークはIMI・デザートイーグルをベースにロバート・ケンドがオリジナルカスタムされたバイオハザードオリジナルモデル(ライトニングホーク)です。
デザートイーグルは言わずと知れたIMI社とマグナムリサーチ社が共同製造しているオートマチックマグナム拳銃で映画でよく登場します。.50AE弾仕様は自動拳銃としては世界最高クラスの破壊力を誇ることで有名
バイオハザードRE:2でも登場しましたが、RE:2では使用弾薬が.50AE弾を使用するモデルですが、RE:3では.44マグナム弾を使用するモデルになっています。
なのでRE:2のライトニングホークよりも扱いやすい代わりに、威力は低くなっています。
オリジナルのスマートグリップや集光アクリル付きのサイトシステムなどが普通のデザートイーグルとの違いです。
このライトニングホークは本来S.T.A.R.Sに所属していたバリーバートンが洋館事件で感じた普通の拳銃での火力不足から高威力の正式拳銃を作ろうという第二のサムライエッジ計画で作られたものがこのプロトタイプのライトニングホークです。
ですがラクーンシティーは壊滅してしまったので、ライトニングホークは正式採用されることはありませんでした。
のちにとあるジャーナリストによってBSAAのアドバイザーになっていたバリーにライトニングホークプロトモデルは返還されたとなっています。
ライトニングホーク専用の10インチバレルのカスタムパーツはオリジナルのサイトシステム・10インチのバレルにマグナポート使用のハイダー・上下の20㎜のピカティニーレールが装備されています。
ヘビーバレル化やマグナポートのおかげで反動を軽減していて、ロングバレル化で弾速と威力向上が図れます!
G19 とは違ってロングバレルを装備してもアイテムスロットを2つ消費することなく持ち運ぶことが可能で、終盤ではボス戦だけでなく強い雑魚的にも対応できる性能にすることができます。
ロングバレルを付けるとRE:2のモデルと同じでデザインですが、オールシルバーになります。
RE:2では.50AE弾仕様のライトニングホークにダットサイトを付けることができましたが、今作ではどうやらロングバレルを装備してのみの運用で、高威力で貫通力があるので耐久力のある敵や複数の敵に有効
最終形態ネメシスの弱点を持ち前の貫通力と威力でワンパンすることが可能なので対最終形態のネメシスに対してかなり有効な武器の一つですね!
RAIDEN
RAI-DENはアンブレラ社が開発した高圧電流を発射する指向性エネルギー兵器
説明分にあるように急所にだけダメージが入り、どんな敵にでもクリティカルが入りネメシスですら急所に当てることでダウンを取れます。
ただし連射することができずに一発事に約3秒のチャージタイムが必要になり、急所を外した時にはダメージが入らないので場合によってはピンチに陥るピーキーな武器ですね。
素早い敵には狙いをつけにくく連射できないのでエイム力を試される1丁です。
一応弾丸を発射するわけではないですがRAI-DENはマグナム扱いになっているようで、弾数が少ないマグナム弾を使用するライトニングホークを使わなくてもマグナムでの撃破回数を稼ぐことができます!
ロケットランチャー (サーブAB AT4)
バイオハザード歴代伝統の最強武器として今回もロケットランチャーが登場!
ゲーム内の説明通り無反動で本来は単発の使い捨てのロケットランチャーでモデルはサーブAB社のAT4がモデルです。
ロケットランチャーは劇中ではクリア特典で手に入る無限武器でほとんどの敵を一撃で葬り去る文字通りの最強武器
最強武器といっても狙いを付けて発射すると次弾の発射までのタイムラグがあり、連射することができないのが弱点
ですが最高難易度の雑魚的でも一撃で屠れることができるのでこのロケットランチャーを使うと難易度が激下がりします。
バイオハザードRE:3ではSランククリアの条件には無限武器使用許されているので、高難易度ではロケランをメインで使うことが一番の近道でしょう。
雑魚敵はもちろんですが、最高難易度のラスボス(インフェルノネメシス)は歴代の中でもイカレタ強さを誇っているのでロケットランチャーが必須級になってきます。