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マルゼン製 ワルサーP38をレビュー! ルパン三世で有名なワルサー社の傑作拳銃!

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この頃ちょっとルパン三世を見直していまして、気になったのがあの名銃ワルサーP38!!

(引用 :ルパン三世 原作者:モンキーパンチ)

ルパンの愛銃として人気が高い名銃ですよね!

たぶん銃が知らない人でも一度は聞いたことがあると思います。

ルパンの昔の映画のサブタイトルにもなったワルサーP38は、ドイツのワルサー社が1930年代から第二次世界大戦終結まで120万挺ほども作られた傑作自動拳銃です。

(劇中では時代遅れのおもちゃ)と馬鹿にされていましたが、レビューするマルゼンのエアガンは本当のおもちゃですねww

この銃ってガバメントとかルガーP08とかに並ぶほど昔の銃で人気が高いですよね。

でも個人的に昔の銃(ww1~ww2ぐらいの銃)ってあまりよく知らないので手を出さずにいたんですが、

ルパンの影響を受けてちょっと触りたくなってしまう禁断症状が出てしまったんでヤフオクでポチってしまった感じですwww

今回紹介するのはマルゼン製のワルサーP38 ac41です。パッケージが新型ロットとは異なるので旧ロットのようですね。

マルゼン ワルサーP38のスペック

マルゼン ワルサーP38のスペック

  • 全長   215㎜
  • 重量   720g
  • 弾丸   6㎜BB弾
  • 作動方式 ガスブローバック式セミオート
  • 装弾数  12+1発
  • 価格   17800円(税別新品価格)

さっきも説明した通り第二次世界大戦ではドイツの正式採用拳銃としてルガーP08と並んで活躍した拳銃です。

この銃よく見てみるとベレッタⅯ9と構造がすごく似ているんですよね。

外観からはあまり似ていないんですが、

むき出しのバレルだったり、先っぽだけ出たトリガーバーとか、スライドの後端にある90°回転するセフティーレバーなどよく似ています。

ベレッタがワルサーP38を参考にしてⅯ9を作ったことが分かりますね。

「正直昔の銃だから使いにくいのは当たり前!」

「現代のオートマチックとは比べ物にならない!」

と心の何処かにあったんですが、それは大いに間違いでした!

持った感じは十分以上に手にフィット!

スライドストップも指をかけやすい位置にあるし、グリップは凹凸が少ないスムースなタイプで画像からもわかる通りグリップ部分には操作に必要なボタン類がほとんどないので握り心地がすごくいいです!

確かに現代の銃と比べるとマガジンリリースレバーは下にあって片手では操作できないけれど、握りやすくて集中できるグリッピングでした。

第二次世界大戦時の銃と考えればこれは侮れない!

しかも結構軽いので携帯性は抜群!ルパンに限らずこれはハマったら好きになる人は絶対いるでしょうね。

マルゼン ワルサーP38の外観

マルゼンさんはワルサー社から正式ライセンスを受けて生産されているので外観に関しては文句のつけようがないと思います。

ワルサー社から実銃用の設計図を100枚以上取り寄せて、それをもとにしてエアガンとして作っているので内部構造やパーツの形状などは実銃とほとんど同様なのだそうです!

つまり実銃のワルサーP38をエアガンに作り直したような感じです!外観だけじゃなく内部も実銃に忠実なのはすごいですよね。

間違いなくエアガン業界の中ではワルサーを一番リアルに作っているのはマルゼンさんでしょうね!

ホールドオープン時にはバレルは動かずにスライドだけ後端にスライドします。

スライドの重量が軽いので俊敏なブローバックでしたが、リコイルもガッツん!としっかりあって撃っていても楽しい銃です。

ただやっぱりガスが切れるのが早いですねwwwこれは仕方がない。

画像のアングルからは見えませんが、バレル後端に六角レンチを使ってホップアップ調整できる穴が開いています。

排莢ポートは大きく開いた構造になっていてバレル外れないよな?と一瞬心配になりましたwww

このショートリコイル構造がベレッタⅯ9の命中精度向上のために引き継がれているらしいですが、ちょっと難しいことは分からないですね。

一番の特徴がスライドからはみ出た長いバレル!

スライドが短い分グリップ寄りに重量バランスが傾いているので構えやすくて扱いやすいです。

その分撃った時の反動を抑制できないので反動が伝わりやすいのがデメリットですね。

実際撃った感じもリコイルもそこそこあるのでばっちりサイトはぶれますねwww

サイトに関しては正直ガバメントと同じように小さいので結構見づらい。

この時代の拳銃は全体的にサイトが小さくて覗きにくいのが多いし、携帯性を考えているのかもしれないから仕方がないのかな?

ルパンよくこんな小さいサイトで狙えますよね。やっぱりルパンは射撃の腕も抜群だということでしょうか?

銃左側側面にはP38 AC41 の刻印と2807の刻印が打刻されています。

この打刻も実銃と同じように刻印されているらしく雰囲気は抜群ですよね。

さらに言うと銃全体に合計7か所打刻されているプルーフマーク(鷲と359のマーク)も再現されています。

プルーフマークとは検査刻印のことでこのパーツは検査されたちゃんとしたパーツですよ!ってことを示すマークのようです。

普通なら省略しちゃいそうな細かな刻印だけれどこれを再現している拘りがいいセンスです。

フレームやトリガー、スライドストップにもプルーフマークが確認できますね。

ここでマークが3つ確認できます。

ココも非常にベレッタにそっくりな点

赤文字の(F)が見えていればファイアポジション

白文字の(S)が見えていればセフティーポジションです。

ベレッタⅯ9とそのまんま同じです。なのでベレッタを使いなれている人なら使いやすいでしょうね。そして4つ目のプルーフマークがハンマーに刻印されています。

右側のスライド部分にもプルーフマークがありました。ここは2つ刻印されています。

それとホールドオープンした時のみバレル基部にもマークがあってそれで合計7か所になります。

グリップは滑り止めのセレーション?が彫られていますが、グリップ自体スムースタイプなので全体的にツルツルしています。

そして左側のみランヤードリンクが装着されていますね。

グリップの模様はベークライト(フェノール樹脂)を再現したのかな?

模様的にウッドグリップではないと思うのでたぶんベークライトを再現したのでしょうね!

マガジンは同じシングルカラムのガバメントのマガジンと比較しても細っこいのが確認できます。細いのでたくさん持ってもあまりかさばらなさそう。

ある意味携行性がいいように感じますwww

本体重量はスペック通りで722g

ベレッタやガバメントと比べても明らかに軽いです。マガジンもシングルカラムなので大きさが小さいためでしょうか?

結構本体が重い印象だったので、リアルですね。

予想通り!マガジンは139gほどでめちゃ軽い!他のガスガンと比べても軽いので扱いやすいです。

だたやっぱりシングルカラムなので装弾数とガスタンク容量が正直心もとないのはデメリットです。

現在の銃と昔の銃で一番戸惑ったのがこのマガジンキャッチですね。

ベレッタとかはボタン式で片手でマガジンリリースできますが、P38のようなレバー式は両手を使わないとマガジンを取り出すことができないので操作性が悪い。

こんな風にレバーを後ろにスライドさせることでロック解除!

使いやすさで見れば現代オートに負けますが、この銃を買う人はそんなことはどうでもよくただロマンを求めているでしょうからこれはご褒美ですよね!

使いづらさはロマンを求める人にとってはデメリットではなくメリットですから!

つまりこのマガジンリリースレバー最高です!!

このマルゼンのワルサーの弱点でしょうか?

マガジンを差す時に角度によっては放出バルブとマガジンリリースレバーがぶつかってガスが漏れることが何回かありました。

マガジン入れるときには少し気を使いそう。

ワルサーP38とベレッタⅯ9を比較

次に比較ですが、比較対象はワルサーP38を参考に開発された言われているベレッタⅯ9をチョイスしました!

こうして横に並べてみると要所要所がベレッタⅯ9はワルサーP38を参考にしていることが分かると思います。

むき出しのバレル、90°回るセフティーレバー、テイクダウンレバーやスライドストップレバーの位置、トリガー周りの形状までそっくりです。

マルゼン ワルサーP38 の評価は・・・

レア度
90点
クオリティー
90点
性能
70点
価格
60点

初めてワルサーP38を手に持ったんですが、恐ろしい完成度ですね。

刻印もリアルだけれど、それ以上に内部の構造にも気を配っていて実銃とほぼ同じ感じにしているところにこだわりが感じられます!

ワルサーのエアガンを買うんだったら絶対にマルゼン製を買ったほうがよさそうです。

軽いしブローバック楽しいし、よく当たる!

昔のとは思えないぐらい使いやすいしこれならルパンが使うのも納得ですね。

サバゲーではどうだかわかりませんが、部屋撃ちでは間違いなくロマン、射撃、ブローバックが楽しめるいい銃だと思います。

これを皮切りにヒストリカルな銃にもっと触れたくなりましたね!

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