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マルイ製 ハイキャパ4.3をレビュー!ハイキャパをベースにしたサブコンパクトタクティカルガンを紹介!

更新日:

今回は東京マルイのエアガンの中でも評価が高いハイキャパシリーズの一つのハイキャパ4.3の紹介です。

東京マルイはガバメントモデルのヒットを受けて今でもバリエーションモデルを作成し続けています。
今回紹介するハイキャパ4.3は結構昔に作成されたモデルです。

 

ハイキャパは1911ガバメントの操作性を生かしつつ、弱点だったガス容量の問題を解決できるので作動性もよく、ガスブロ初心者にもオススメの一丁なんですよね(≧◇≦)

 

今回紹介するハイキャパ4.3は短いスライドとレールドフレーム、切り落とされたグリップセフティーなど取り回し重視のタクティカルカスタムが施された戦闘用ハイキャパモデルです。

マルイ製 ハイキャパ4.3 タクティカルカスタム スペック

マルイ製 ハイキャパ4.3 タクティカル スペック

全長   199㎜
重量   850g
弾丸   6mmBB弾
作動方式 ガスブローバック式セミオート
装弾数  28+1発
価格   14800円(新品税別・メーカー希望小売価格)

ハイキャパ4.3はマルイ オリジナルデザインのハイキャパシティーガバメント通称(ハイキャパ)のタクティカルカスタムモデル

 

ハイキャパは実銃のSTIインターナショナル社の2011シリーズが元になっていて、

細かいデザインこそ違う物の.45ACP弾のシングルカラムマガジンを使う1911シリーズの装弾数の少なさの問題を解決するために、

ダブルカラムマガジンを使用し、文字通りハイキャパシティー(大容量)化したモデルを再現したものです。

 

更にそのハイキャパに戦闘を有利にするため、銃身の切り詰めや最低限の装備にすることで軽量化&作動性の向上を図ったモデルがハイキャパ4.3だ!

付属品は本体、保護キャップ、説明書、BB弾少々、フォロアーストッパーなどが付属します。

この個体自体は製造されたのは割と最近ですが、

設計自体は結構前なので最新のハイキャパシリーズよりも耐久性や性能は少し劣ります。

それでも相変わらず快調な作動で今でも全く色あせていないと感じさせる銃ですね!

マルイ製 ハイキャパ4.3 タクティカルカスタム 外観

ハイキャパ4.3はサイズ的にはサブコンパクトぐらいの大きさで扱いやすい。

カラーはブラック一色で統一され、全体的にパーツの尖った部分が切り落とられていて、

いざという時のとっさのドローが有利になるようにしている。

 

ガバメント系なのですが全体的に角張が強いという印象もありますね。

できれば1911系のような丸みが強いスライドのモデルももっとハイキャパから出て欲しいです。

ホールドオープン時はスプリングガイドが完全にシャーシの内側に入って砂やほこりが入りにくいようになってます。

フルダストタイプのシャーシはなんかメカメカしいので、

ガバメントを撃っている感覚というよりもグロックみたいな近代オートを撃ってる感覚が強いです。

 

グロックも全的に四角いデザインに引っかかりがないようになっているので、
デザインのコンセプトには通じているものがあるんでしょう。

でも僕グロックあんまり好きじゃないので持ってないですが(;^ω^)

マズル部分はバレルがわずかに出っ張っているぐらいでほとんどフラット

銃口側もこれでもか!というくらい出っ張りを排除している所がこの銃の特徴の一つなんでしょう。

 

そのためシャーシ前方もダストカバータイプになっていてスライド下部を完全にカバーしている。

シャーシ下部には20㎜のアンダーレールが切られてます。

タクティカルカスタムなのでフラッシュライトなどを取り付けれるようにハイキャパ5.1と違って最初からレールが切られているようです。

スライドには完全オリジナル刻印があり左側にOPS-tactical.45の刻印と右側にtactical.45の刻印が入っています。

4.3インチのスライド刻印はキンバーイージス社の1911に似せているようですね。

 

シャーシ左側に入っている刻印も本来なら2011の刻印が入っていますが、刻印は全てマルイオリジナル刻印に置き換わってます。

個人的にはマルイのこのOPS刻印やMRPの刻印がなんか好きじゃないですね(;^ω^)
STI 2011の刻印はもっと文字が少なくてすっきりしている印象なので・・・

トリガーはマコーミックタイプのショートトリガーが装備!

ショートタイプなのでとっさの時には指を掛けやすいのですが、引き切りの調節ができず、フィンガーポジションが明らかに5.1の方が良いので、ここは好き嫌いが出るかもしれません!

個人的には5.1の方がメリットがデカいと感じます( `ー´)ノ

 

そしてマガジンキャッチが5.1よりも切り落とされたショートタイプに変更されています。

こちらも好みが分かれるパーツかもしれません!

引っかかりが少なくなる分5.1のよりも取り回しが良いのですが、グリップの丸みのアールのせいで少し押しづらいと感じることもあります。

 

逆に5.1のマグキャッチは凄く押しやすいと感じる反面、出っ張ってるので引っかかる可能性があります。

何度か誤操作でマガジンが落下したこともあるので完全にどちらもメリット・デメリットがありますね。

グリップはハイキャパシリーズ全てに共通している。

このグリップは側面に滑り止めとしてシボ加工、前方にチェッカリングが施されている・・・のですが少し滑るような気がしますね(;´∀`)

 

更にはダブルカラムマガジンを使う関係上、1911ガバメント系のメリットであったグリップの細さは失われた感じです。

グリップの角が少し立っているので素手で強く握ると角が痛い印象が強いですね。

 

ココが気になる人はやはり多いみたいなので、そうなったらグリップ交換するといいですね。

銃後端部にはタクティカルな装備が満載ですね!

まずは短く切り落とされたグリップセフティー!
通常はビーバーテール形状なのですが、引っかかりを最低限にするため切り落とされてます。

 

次にリングハンマーです。

2011シリーズにはよくスクエアタイプのハンマーが装備されているものですが、タクティカルカスタムということで指が掛けやすいエッグホールタイプのリングハンマーが装備!

 

最後にサムセフティーも最低限の長さにカットされ、右利き特化のカスタムにしているようで左側にしかセフティーが装備されていません!

右側を見ればわかるようにアンビセフティーでないことが分かりますね。

個人的にはアンビの方が利き手じゃない手でも安定して撃てるので、
ガバメント系はアンビの方がタクティカルカスタムに向いているような気がします。

 

まぁ気に入らないのならカスタムすればいいだけの話ですね(#^.^#)

フロントサイトにはホワイトドットが入っているので結構見やすいですね。

ハイキャパシリーズでは大体このタイプのフロントサイトが採用されていますが、意外に服などに引っかかる印象が強いです。

スライド上部には反射防止用セレーションが入っています。
これは正直役に立っているか分かりませんwww

KSCのSTI 2011系には反射セレーションなどは入っていないので、STI 2011の実銃では採用されていないカスタムなのかもしれません。

リアサイトはノバックサイトタイプが採用されています。

タクティカルということで落としても破損しにくい形状を採用してますね。

サイティングはこんな感じで、フロントサイトにはホワイトドットが入っているので結構見やすい!

でもここまでやっているんだったらリアサイトにもホワイトドットを入れてほしかったのが本音ですね。

 

あとノバックサイト自体は良いのですが、ローマウントタイプなのでMEUピストルなどのハイサイトと比べるサイトの凹凸を探しにくい感じがします。

横から見ると形状がわかりやすい。

少し段差がついているデザインですが、どう見てもノバックタイプです(笑)

 

個人的にはもうちょっと背が高い方が見やすいと感じます。

ノバックサイトは結構引かかりにくいので、ハイサイトタイプもマルイさんにモデルアップしてもらいたいですね。

マガジンはSTIタイプのマガジンバンパーが装備された28連ショートマガジンが標準装備!

ハイキャパ5.1では31連のマガジンが標準なのでこの4.3のマガジンはショートタイプになりますね。

 

31連マガジンはバンパーが大きく、マガジンがフレームから大きくはみ出すのでコンパクトな4.3には合わないですよね。

個人的にもショートマガジンの方が軽く使いやすいと感じます。

グリップ感はやはり.45ACP弾仕様のダブルカラムなので太い。

手が小さくても握り込めますが、やはりグリップの角が出っ張っているので痛いという印象が強いですね。

 

社外品のグリップでは割とこの角が改善されているものが多い気がするので気になるのならグリップ交換はしたほうがいかもしれませんね(;´∀`)

 

重心はグリップ部分になっているので扱いやすく、重量バランスも絶妙です!さすがはマルイ製!!

(以前他のハイキャパいじった時 小さいのに1キロオーバーになって、しかも重心がフロントヘビーになったらものすごく重く感じて小さいのにものすごく取り回しが悪くなっちゃいましたwww)

ハイキャパ4.3の重量は約804gと結構軽量ですね。

公式スペックでは約850gとなっていたのですが、残りの45g程度はどこに・・・(◎_◎;)

マガジンの重量は約294gとハンドガンのマガジンの中では少し重いですね。

このマガジンはショートマガジンなので5.1用のマガジンはもっと重量が重いことになるのでサバゲーで複数持ち歩くとなると重量がかさ張りそうです。

マルイ製 ハイキャパ4.3 タクティカルカスタム 簡易分解

お次は分解です。

ハイキャパがガバメント系なので分解方法は1911と同じ分解用ノッチに合わせてスライドストップを引き抜くだけです。

少し分解用ノッチがズレて映ってますが、このノッチを使用して分解できます。

1911系よりもスライドストップの軸が出っ張っているのでハイキャパ系は分解しやすいですね。

 

1911系は出っ張っていても棒で押し付けないと外れないこともよくありますから(;´∀`)

ココはハイキャパのいい点でもありますね♪

ということでフレームとスライドを分割できました。

ノッチを合わせてスライドストップレバーを取り外す関係で、素早い分解には慣れが必要です。

でも難しくはないのでホップ調整で分解するにしてもストレスは少ないと思います。

スライドとフレームを分解したらバレル根元にホップアップ調整ダイヤルがあります。

分解もしやすいので割かしホップ調整もしやすい方だと思いますね。

分解には関係ないんですが、

画像の赤丸部分には新型のゴールドマッチ以降のハイキャパにはスライドストップノッチが削れないように補強のメタルノッチプレートが入っているんですがハイキャパ4.3は設計が古いので入っていませんね(´-ω-`)

 

因みにメタルノッチプレート自体は取り付けが可能なので対応した1911用フレームとゴールドマッチ用シャーシなどではスライドにプレートを付けたまま取り付けが可能です。

 

逆にハイキャパ4.3・5.1用のシャーシは形状的にプレート補強に対応していないので、スライドにプレートを取り付けても入りません!

どうしても入れたいのならシャーシのレール部分を切り詰めて細くする加工が必要になります!

お次はバレルの取り外し!

ハイキャパ持っている人なら分かると思いますが、持っていない人は少しつまずくと思うので紹介しておきます。

 

画像の方向にリコイルプラグとスプリングガイドを縮めて、縮めたまま取り外します。

上手く外さないとスプリングの力でプラグかガイドが吹っ飛ぶのでご注意を(´-ω-`)

ということで簡易分解は終了ですね。

基本形はガバメントなので1911を分解したことがある人は応用が利く感じです。

 

ホップ調整まではスムーズにできますが、バレル分解はスプリングガイドを取り外す時にパーツが勢いよく吹き飛ぶ可能性があるので少し面倒くさいと言えますね。

 

カスタムするときには注意してくださいね♪

マルイ製 ハイキャパ4.3 タクティカルカスタム カスタム

ハイキャパ4.3をカスタムしました!

元から4.3インチのスライドの長さを生かしてSTIのナイトホーク風にカスタムしていこうと思っていましたが、予想よりもナイトホークに仕上がりました(≧◇≦)

 

スライドの形状や刻印が違うのでナイトホーク風ですが、それでもタクティカルな外見がカッコイイ一丁に仕上がりました!

使ったパーツの事や分解の様子はこちらから!!

マルイ製 ハイキャパ4.3 タクティカルカスタム 命中精度

命中精度は28発中15発命中です。
(BB弾はS2S製の0.2gバイオBB弾を使用・射撃距離は約10m程度)

 

正直もう少し当たると思ていたのですが、カスタムしたせいなのか?(´Д⊂ヽ
それとも個体差かな?

作動自体は流石のハイキャパでキレ良く昔からのガスガンとは思えないくらいいい作動をしますね♪
実際のハイキャパはもっと当たるはずなのでカスタムベースとしてはやはり最適な1丁ですね♪

マルイ製 ハイキャパ4.3 タクティカルカスタム 評価

レア度
40点
クオリティー
50点
性能
90点
価格
90点

メリット

・初心者にオススメできるベーシックな一丁の一つ!

・安心高性能のマルイ製!

・性能の割に価格が安い!

・スマートなデザインでコンパクトそして軽量でとにかく扱いやすい!

・ハイキャパシリーズなのでカスタムパーツがとても多い!

デメリット

・マルイオリジナルデザイン&刻印がリアル派の人には刺さらない

・純正グリップはグリップ性能が低い

・最新のハイキャパと違ってスライドストップに対策が入っていないのでだんだん削れていく

ということでハイキャパ4.3 タクティカルカスタムの紹介でした。

この銃は元々カスタムする予定で買ったので、ノーマルのまま使う気はないのですが、客観的には欠点らしい欠点がない優等生のマルイらしいエアガンですね。

 

性能・価格・耐久性どれを取っても高得点ですね。

まぁ スライドストップのノッチは新型では補強が入っているので今では削れませんが、この機種の設計は古いので削れます。

といっても削れ過ぎてもスライドストップが掛からなくなるくらいだし、スライドを交換すれば問題はないのでぶっちゃけ作動しなくなるなんてことはないので耐久性自体はかなり高いです。

 

個人的に思うにたぶんこの銃のコンセプトは(とっさの時にドローして使いやすいコンバット拳銃)なんでしょうね。

詰まるところメインアームではカバーしきれない場面で使うサブウェポンという立ち位置なのでもう少ししっかりとハンドガンでも戦えるようなカスタムをしたいところです。

 

ハイキャパシリーズは新型のブローバックエンジンを積んだガスガンにも全く見劣りしないブローバック性能を持っています。

初心者はもちろん玄人にも楽しめるシリーズなのは間違いないようですね。

 

新型の方がブローバック性能自体が高いのは感じますが、ハイキャパは既に15年以上経っているのにも関わらずブローバックのキレやリコイルのバランスなどが今でも通用する高いレベルです。

れは全てのエアガンファンにオススメできる一丁といっても過言ではありませんね!

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