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KSC製 マカロフPMをレビュー!天気の子や龍が如くにも登場した旧ソ連の名拳銃!!

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ロシア製の銃というと思い浮かべるとなんでしょう?

頭に浮かぶのはAK系のアサルトライフルやドラグノフ辺りが有名ですよね。

あまり銃に詳しくない人でもロシア製のアサルトライフルAK47の名前が上がるほど有名です。悪い意味でもいい意味でも有名ってすげーなぁ~

でも今回はロシアが誇るハンドガンのレビューです。日本でも有名なトカレフ拳銃の後継機であるマカロフ

今回はそんなKSC製 マカロフPMのレビューになります。

KSC製 マカロフのスペック

KSC製 マカロフPMのスペック

  • 全長   500g
  • 重量   160㎜
  • 弾丸   6㎜BB弾
  • 作動方式 ガスブローバック式セミオート
  • 装弾数  10+1発
  • 価格  19500円(税別)

マカロフPMは旧ソ連が第二次世界大戦後 それまで正式採用されていた拳銃のトカレフ TT‐33の後継期として開発された拳銃です。

1951年に正式採用されたマカロフはトカレフと同じように厳しいソビエト(ロシア)の環境でもちゃんと作動するように頑丈に設計されていて、現在でもロシアはもちろん中国やドイツ、ブルガリアなどでも使用

日本でも近年反社会的なヤ〇ザ屋さんたちの拳銃として警察に押収されているようですね。

 

デザインはワルサーPPをモデルにしていて、そこにトカレフであったセフティー無し問題を解決、

スライドストップレバーを追加するなどの独自要素を加えています。使用弾薬は有名な9×19㎜パラベラム弾ではなく独自の9×18㎜マカロフ弾を使用します。

KSCはこのマカロフを材質はリアルなHW樹脂、KSCが得意なリアルな内部構造+作動性がいいシステム7エンジンで外観もよく、作動性も確保して精密にマカロフを再現しています!

そしてマカロフの中でも70年代の中期モデルをモデルアップしたものになります。

ちょっとマニアックなモデルですが、そこそこゲームやアニメ、映画にも登場している拳銃でたまにテレビなんかでも姿を見ることがあります。(この記事を書いているときちょうど天気の子を見ていましたwww)

(引用 天気の子 監督・原作 新海誠 )

全く持ってきれいな映像ですごいの一言ですね~ 登場したマカロフのデザインもばっちりでした。

KSC製マカロフPMの注意点

今回紹介するマカロフなんですが、この銃は日本国内メーカーとして有名なKSC社製の銃なんですが、販売され始めた当時は初期不良が頻発した問題児なんです・・・(;´д`)

というのも初期ロットのモデル(以降ver 1)は度重なる不具合・・・

 

例えばスライドを引いても̪シアーが落ちない、シングルアクションかダブルアクションができない・・・

などなどのエアガンとしてはまさか箱出しでまともに作動できないという致命的な弱点があったんですwww

僕のこの購入したマカロフPMも案の定ひどいもんで、ロクに作動できなかった(´;ω;`)ウゥゥ

Ver2ならば箱の脇にVer2のシールが貼られていますが・・・

この箱には貼られていないのでver1であることが分かると思います。(´・ω・`)

 

症状としてはシングル&ダブルアクションどちらも作動せず、デコックしたハーフコッキング状態のみトリガーを引いたらハンマーが落ちます。全くどうなっていたのやら・・・

なのでKSCのアフターサービス部に送って修理してもらいました。

なので箱はVer 1ですが、中身は初期不良を直したver 2になっています。

※中にはVer2でも不具合が発生している物もあるようなのでそんな人はKSCさんの方に直してもらったほうがいいです。

因みに今回のマカロフPMはVer1でKSCが認めた初期不良だったので無料で修理してもらえました。

初期不良とは言えロハで直してもらえたのでありがたい!感謝っ・・・圧倒的感謝っ・・・(≧◇≦)

KSC製 マカロフの外観

マカロフPMの外観ですね。いやぁ~なんといってもこの外観がたまらん!控えめに言って(脳が震えるぅぅぅぅ~)

デザインのベースはワルサーPPですが、口径は9×18㎜マカロフ弾で.380ACPよりも本体は一回りデカい!

でも携行しやすいようにコンパクト+シングルカラムマガジンなのでただただ細くて握ったときは小さく感じます!

横幅は同じシングルカラムのガバメントやワルサーPPK/Sと比べても一回り細く感じるのもこの銃の魅了でしょうね。シンプルな小型の拳銃に必要最低限の機能がギュッと詰まっている感じです(*'ω'*)

ホールドオープンっ!問題なくいきます。

スライドストップが少し渋いためかマガジンキャッチが掛からないことがありますが、作動に関しては問題なし!

小型でありながら結構キックが強いブローバックが気持ちいいですね。ですがマカロフはダブルアクションですが、ダブルアクションの方はトリガーが結構重い・・・

(まぁKSCは撃つ前に一度コッキングしないとブローバックしないようになっているのであまり関係ないですが)

ご覧の通り刻印すらまともにありません!⇦褒め言葉

よく海外製のコピーガスガンとは刻印がオミットされて「安っぽいなぁ~」って思うことはチラホラあるんだけれども、マカロフとかトカレフは余計な刻印がない方がしっくりくる。

本当にガバメントみたいに細かく刻印を入れたらちょっと武骨な雰囲気が削がれる気がするのでロシアの銃はこのシンプルさが本当にいいですね。

排莢ポートは見慣れたパラベラム弾よりも1㎜短いこともあって一回り小さくなっています。

普通の銃ならある程度このポート周りが削られて大きく見えるんですが、簡単に言えばスライドに穴をくり貫いている感じになっています。

そしてエキストラクターは別パーツで再現ここも手は抜いていません!

銃口側から見るとバレル一本のみのマズルが厳つい。何度ゲームの中でこの銃口を向けられたか・・・

しかも見ての通りスライドは肉厚なので小型でも剛性が高くて激しいブローバックでも割れることはないです。

スライド後端のセフティーレバーは同じ位置にあるベレッタⅯ9とはポジションが逆なので注意が必要です。

上の画像のポジションはファイアポジションになっています。

これがセフティーポジションですね。ハンマーが起きているとデコッキング機能が搭載されているのでセフティーをONにすると自動的にデコックされます。

安全装置がないトカレフのことを考えるとエライ進歩してますね。流石に安全装置無しは問題あったのでしょうねwww

フレームの刻印は製造された国によってマークが異なります。もちろんこれは旧ソビエトの刻印です。

 

マカロフのグリップですが、左側のみにランヤードリンクがあり、グリップはシンプルな茶色一色にチェッカーと星のマークが入ったものですね。

この色合いとマークからマカロフは(赤星)とも呼ばれることがあるとも聞いたことがあります。

ちょっと味気ないグリップですねぇ~

デザインは申し分ないのですが、マカロフのグリップはフェノール樹脂(ベークライト)で作られているから模様ができるのですが、このグリップはいかにもABSプラスチックといった感じですから(-_-;)

もうちょっと模様が欲しい・・・

マカロフのサイトですが、マジで小さくてぶっちゃけ使い物にならないですwww

よくサイティングで小さくて遠いフロントサイトは見失うことがありますが、まさかリアサイトが見つからないことすらあるとは・・・精密射撃はともかく、普通のサイティングはしやすいとは言いにくいです。

流石KSC!ファイアリングピンもちゃんと再現していますね。やっぱりKSCは外観は手を抜きませんね!!

ファイアリングピン下の突起はセフティーレバーと連動してデコックするためのパーツの様です。

マガジンリリースにはグリップしたのマガジンリリースレバーを後ろに引っ張りながらマガジンを引き出します。ワルサーP38とかこんな感じのリリースレバーですね。

時代を感じるマガジンキャッチで素晴らしいです!

このレバーは後ろにスライドさせるだけじゃマガジンは落ちてこないし、片手だけではマガジンチェンジできないので素早いマガジンは慣れが必要ですね。

しかも初期ロットはこのレバーのテンションがキツイのでなかなかマガジンが取り出せません!

グリップ内部のリーフスプリングをまげてマガジンキャッチレバーのテンションを下げたり、

マガジン後端の突起を少し削るなりすればある程度リロードのしやすさを改善することができます!

マカロフの大きさはこんな感じ

僕のお手手は結構小さい方なのでマカロフが若干大きく見えるかもですが、それでも手のひらに乗せても大きいとは感じない。

コンシールドキャリーガンとしても使えるし、携帯性は間違いなく抜群です。

これぞ拳銃!って感じの扱いやすさ&持ち運び易さですね。

マカロフはグリップ部分が丸みを帯びているので握りずらい・・・かと思いきやグリップ自体がかなり細いので難なく握りきれる。逆にちょっと小さいとも感じるときすらありますね(;´∀`)

これを見るとグリップの細さが分かると思います。 スライドの幅よりも細いですねwww

しかも他の銃とかには握りやすくするための工夫がされてグリップに起伏ができるのですが、マカロフはそんな小細工は一切無しのストレートなフォルムです。

個人的に面白いのがマガジンの大きさ!

マカロフは中~小型拳銃ぐらいの大きさ+シングルカラムマガジンなんでとにかくマガジンが小さいです。

比較対象にガバメントとベレッタⅯ9のマガジンで比較してみます。どちらも特に名の知れた有名な拳銃なのでサバゲーやシューティングで使っている人も多いはず。

ご覧の通り 細いわ小さいわでかわいいですよね(*'ω'*)

なのでもちろんガスタンクの容量も少なく、装弾数も少ないですwww

マガジンたくさん買えば携行できるマガジンは増えそうですが、ぶっちゃけノーマルのマカロフのマガジンキャッチはレバー式なので両手でないとリロードできないのでどうあってもサバゲーで使いこなすには愛が必要にありますね。

(というかいつも思うんだけれども・・・ロシアの武器ってサバゲーとかだと大体愛がないと使えなさそうだよね。)

重量はスペックどうりでマガジン込みで約500gです。⇦ペットボトル1本分!

実銃は約730gなので実銃よりも結構軽いことになります。まぁそれでもHW樹脂のおかげで重量は稼いでいる方だと思います。

可愛いシングルカラムマガジンは見かけに反して130gと意外と重量ありましたね。

銃+マガジン5本ぐらい持っててもデザートイーグルの方が重量が上かもねwww

KSC製 マカロフ簡易分解

では次は簡易分解ですね。

マカロフはワルサーPPをベースにしているのでPPK/SとかSIG P230とかと同じ分解方法になりますね。

ガバメントとかベレッタしかいじってこなかった人が小型系の拳銃を分解しようとすると混乱するでしょうね。

まずはトリガーガードを下に下ろしたまま保持します。

保持した状態のままスライドを引き切って、ゆっくりとスライド後端を上に持ち上げ前方にスライドさせるとスライドを外すことができます。

普通のオートマチックの分解と違ってトリガーガードを保持したままにしたりしないといけないので手間がかかります。

簡易分解完了!

勿論小型オート拳銃は仕込めるパーツは限られます!なのでスプリングガイドなんてものはなくバレルにスプリングを通してガイドの代わりにしていますね。

内部構造を見てみるとトリガースプリングが無かったりするので、1つのパーツで2つの役割を果たすようにしてパーツ削減&剛性のアップ、スペースの確保をしているのでしょう。

組み立ては逆の手順なので省略しますが、組み立てたときにスライドが上手く動かなかったりするので、ゆっくり確実に組み上げることをオススメします!(マジでベレッタとかガバとかみたいに素早く分解&組み立ては難しいですから注意!)

スプリングコイルの端は左右で大きさがことなっていて、大きい方が銃口側・小さい方はチェンバー側になっています。

多分ですが逆に取り付けるとアウターバレルに擦れて傷つくと思うので、簡易分化した時にはスプリングを取り付ける向きには気を付けたほうがよさそうだ。

なんでもマカロフの問題点の多くを占めているのはこのトリガーバーらしい。。。

詳しいことはよく知らないけれど、このトリガーバーとかシアーの噛み合いが上手くいかないで不具合が起きるらしいです。

元からマカロフみたいな小っちゃい銃にブローバックメカニズムを組み込むのは難しいのでしょう。

中には自分で分解して接着剤盛ったりして作動できるようにしている人もいますが、それで治る保証がない以上メーカーに送って直してもらったほうが無難だと感じました(-_-;)

加工したパーツの強度的にも手間的にもメーカーに送ったほうが早上がりです。(自分で分解して直したいジャンクリペアチャレンジャーは除く)

マカロフ 命中精度

マカロフの命中精度なんですが・・・総合的にみると意外にいい結果でしたね。

使用弾はS2Sの0.2gバイオBB弾・射撃距離は約10mです。

 

このターゲットペーパーを見る限り「4発しか当たってねーじゃん!」って声聞こえそうですが、

マガジンの最大装填数が10発で、マガジン自体もシングルカラムでガバメントよりも小さく細いマガジンなのでガスタンクの容量もほとんどありません。(ガスタンク3秒で満タンになりましたwww)

バレルも短いので命中精度は若干落ちることも考えれば結構当たってます。

 

とはいえグロックなどと比べると性能は明らかに見劣りはしますが、愛があればサバゲーでも使用できるのではないでしょうか?

この試射をしたのも春先のまだ少し寒いときなので真夏ともなると小さいマガジンなので温めやすく、確実に作動してくれるのでロマン銃の中では使えるコンパクトピストルとして楽しめるのは間違いないですね♪

KSC製 マカロフの評価は・・・

レア度
70点
クオリティー
80点
性能
40点
価格
70点

マカロフの評価ですが、流石KSCさんといった外装!

デフォルトでHW樹脂を使っているので質感は抜群!リアリティーに関しても文句はないのではないでしょうか?

だってそもそもロシア製の拳銃のマカロフをモデルアップしているメーカーなんて少ないし、問題はあったとしてもまともに作動するのはKSC製ぐらいでしょう。

まぁ作動に関してはシングルカラム+中型~小型拳銃タイプのデザインなのでぶっちゃけマルイのガバメントより冷えに弱い・・・

コンシールドキャリーガンとしては良いかもしれないですが、やっぱりサバゲーでガンガン活躍できる作動性とは言えないですね。
ガスの持ちも悪いし、ブローバックスピードもちょっと遅いから・・・(HW樹脂なのでキックはなかなか強い)

 

でもやっぱりこの銃は性能よりも外観でしょ!外観!!

シンプルでちょっと丸っこいコンパクトピストルな感じがたまらない人多いでしょ!絶対に!!

映画とかCODとかのゲームにも登場しているだけあってマニアックな拳銃ながらも一定のファンがいるのでこのロシアンチックなデザインに惚れてしまったのなら手に入れる価値は十分です。

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