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マルシン製モーゼルM712(MAXI8)をレビュー!WW2時代を代表するドイツ製マシンピストルを紹介!

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今回は第二次世界大戦時に活躍したマシンピストル (モーゼルⅯ712)の紹介です。

 

マシンピストルって聞くと何を思い浮かべますか?
やっぱり現代オートだとフルオート可能なグロック18Cや3点バースト可能なベレッタⅯ93Rあたりでしょう。

 

どっちも考え方は同じで携帯性が良いハンドガンに機関銃のフルオート機能や
バースト機能を付けたら護衛の時には火力不足が補えるので理にかなっているのですね(-`ω-)

 

そんなマシンピストルですが、ww2時代にモーゼル社が開発したⅯ712もその一つです。

現代のマシンピストルとは一味違うルックスやライフルのような作動方式で
こちらもファンが多いモデルでもあります。

 

ということで今回はマルシン製モーゼルM712(8㎜bb弾仕様)の紹介です(`・ω・´)ゞ

マルシン製 モーゼル M712 スペック

マルシン製 モーゼル M712 スペック

全長    296㎜
重量    1310g
弾丸    6mmBB弾
作動方式  ガスブローバック式セミオート&フルオート
装弾数   25+1発
価格       29800円(新品税別・メーカー希望小売価格)

 

モーゼルⅯ712は1932年に同じモーゼル社が開発していたモーゼルC96のフルオート可能なバリエーションモデルとして開発された。

 

1932年に製造されたのでⅯ1932と呼ばれたり、シュネルフォイヤ(連射)の名前で呼ばれ、機関銃のようにセミオートとフルオートを切り替えて射撃できる機能が一番の特徴だ。

 

フルオートは元々リコイルが強めなC96のバリエーションモデルだけあってストックを付けての射撃でも弾道を安定させることが難しく、基本的な使用方法は弾幕をはって牽制することがほとんどらしい。

 

またフルオート化に伴ってⅭ96のインナーマガジン方式では素早いリロードが不可能だったため、カートリッジを交換する現在の拳銃のような脱着式マガジン方式に変わっている。

 

そのため全弾を撃ちきったらマガジンカートリッジを交換するだけですぐにフルロードすることができ、インナーマガジン方式のストリッパー式クリップを使ったリロードよりも素早いリロードが可能になっている。

マルシンはモーゼルⅯ712をガスブローバックで再現!

実銃でもあるようにセミ&フルオートでの射撃切り替えを再現し、ボルトを引くことでコッキングすることができる本格なガスブローバックハンドガンだ!

 

ガスガンの中でもセミ&フルオートが切り替えることができるハンドガンは数少なく、貴重なマシンピストルをモデルアップしたガスガンということになる!!

 

付属品は本体、クリーニングロッド、8㎜bb弾少々、説明書などが付属します。

(今回紹介するのは8㎜BB弾仕様なので付属品で0.27gの8㎜BB弾が付属してきます。)

マルシン製 モーゼル M712 外観

外観は今の拳銃とは大きく違いライフルのレシーバーをハンドガンサイズに縮めたようなデザインです。

他の拳銃ではまずないデザインなので使ってみると唯一といっていい独特な操作感とグリップ感が味わえます。

バレルはむき出しでフロントはとても軽い。

バレルのみなので剛性が低いのでぶつけたり、落としたりすると壊れやすいので扱いに注意が必要そうです。

フレーム左側には特に刻印らしい刻印は無くセレクターの近くに(MAUSER)の刻印ぐらい、

操作パーツもセフティーレバーとセレクターレバーぐらいしかありません。

この銃の特徴の一つであるフル&セミオートの切り替えはこのセレクターレバーで操作できる。

ポジションは2通りあり・・・
(Nポジション=セミオート・Rポジション=フルオート)になっています。

 

セレクターを切り替えるにはセレクター中央のロックボタンを押しながら切り替えなければなりません。
なのでとっさの時のポジション変更は操作しにくいと感じます。

フレーム右側にはモーゼルの刻印が彫られていますね。

まともな刻印はココだけでシンプルで武骨な印象ですね。
今の拳銃とは違った渋いカッコ良さがあります(≧◇≦)

操作系パーツはマガジンキャッチが配置されています。
やはり基本形状はハンドガンというよりもライフルに近い設計です。

 

マガジンキャッチは人差し指で操作できるのでⅯ4などで慣れている人は違和感がないかと感じます。結構リロードはしやすい方だと感じます。

箒の柄(ブルームハンドル)で知られているグリップは木目調の塗装がされたウッドグリップタイプが装備されています。

 

グリップはかなり細くどんな人でも握ることができるというメリットがある反面ハイグリップがしにくいので安定して握りづらい・・・(。-`ω-)

 

左側からネジ1本で止まっているので分解・組み立ても容易です。
木目塗装のクオリティーは高くないのでオプションパーツで用意されている木製グリップの装着をオススメします!

 

やはりこの年代の拳銃には木製グリップが一番です!!

グリップ下部にはランヤードリンクが装備されています。

ですがこのまま使うとフレームがプラスチックなので摩耗して壊れやすいので注意が必要だと思います。

セフティーレバーはハンマー左側面に装備されていて、
(Fの文字が見えればファイアーポジションSの文字が見えればセフティーポジション)になります。

 

セフティーポジションになると少しハンマーが浮くのも特徴の一つです。

とっさにセフティーからファイアに切り替えるときはハンマーが邪魔で操作しづらく、操作するストロークも長いので扱いづらいです。

フロントサイトは固定式?一体式?

バレルと一体型になっているので左右に動かして微調整するということが一切できません。

WW2時代の拳銃なのでサイト上部が細くなっていて、精密射撃できるようになっています。

リアサイトはハンドガンとしては珍しいタンジェント式サイトで50ⅿ~1000ⅿまでの距離に対応したサイトを装備してます。
(ドイツは日本と同じメートル法を採用しています。)

 

狙う距離に合わせてリアサイトを調整できる訳なのですが、、、

ハンドガンの有効射程距離はせいぜい30メートル程度と考えるととんでもないオーバースペックなサイトを付けていると言えますねwww

サイティングは今まで見てきたサイトの中でもダントツクラスで見にくい°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

サイトノッチが小さくフロントサイトも探しにくいので精密射撃に特化させたサイトということです。

 

勿論とっさの時にこのサイトではまともな狙いを付けることができませんし、
拳銃でそもそも精密射撃をする場面なんてほとんど存在しないといってもいいのでお世辞でも使いやすいサイトとは言い難いサイトです!

 

一体何メートルの精密射撃をするのか?と思いますが、めちゃくちゃ楽しいサイトという事ですね!

この銃の魅力の一つといっていいのがこのコッキングボルト!
普通のオート拳銃と違ってⅯ712は弾丸をスライドではなくボルトを引いてチャンバー内に弾を送り込みます!

ガスブローバックなのでそれも再現していてちゃんとボルトを引くことができますし、ブローバック時にもボルトがブローバックします。

チャンバー部分はボルトが引くと開きますね。
ボルトがチャンバーボックスを引っ張ってコッキングするのがよくわかります。

 

現在では当たり前のスライドストップ機能はこの銃にはありません!

なので全弾撃ち尽くしてもホールドオープンすることがないのでもしもポートが空いた状態で止まったら故障しているので注意ですwww

 

スライドではなく排莢ポート部分のカバーが動いているような感じなのでかなり新鮮な作動を感じますね!

グリップ後端には専用ストックを取り付けられるように溝が彫ってありますね。

別売りの専用ストックを使用すれば、カービン銃のようにストック仕様のモーゼルを作り上げることが可能です。

このままでもカッコイイのですが、ストックを付けると旧式マシンピストルとしての完成形を楽しめます!

マガジンはロングマガジンが標準装備されていますね。
ガスタンクが大きいのでフルオート射撃が必要な機種には相性が非常にいいマガジンだと思います。

 

因みに最新ロットではこのロングマガジンの他にもショートマガジンが付属してきます!
なのでロングマガジンとショートマガジンの2つのスタイルで楽しむことができますね!!

グリップ感は良いとは言い難いですね(;´∀`)

原因は複数あって・・・

  • グリップの角が角ばっている
  • グリップが以上に細い
  • グリップの角度が悪い
  • マガジンが前方にあるせいで重量バランスが悪い

以上が主な理由だと思います。

 

重量バランスが悪いのもそんなんですが、公式スペック的にも重量が1㎏を超えているので片手では扱いづらい重量です。

じゃあ両手で扱えば?となるのですが、グリップが細すぎて両手だと握りづらい・・・

 

更に片手でのサイティングはバランスが悪いので安定しないというデメリットっぷりですね。
多分狙って撃つというのは考えておらず最初から弾幕を片手で張るという目的で作られたのでしょうね。

重量は1150gとハンドガンの中でも重量級の重さです(◎_◎;)

これなら扱いにくい訳ですねwww

 

どれくらい重いか簡単に比較対象を出すと・・・
大型のマグナム拳銃であるデザートイーグルですら1110g程度なのでそれ以上の重量を持つコイツがどれだけヘビーなのか分かるでしょう・・・

マガジンン重量は377g!

普通のハンドガンと比べても100g程度重い結果です。

 

これだけ重いマガジンがグリップより前方についていたら扱いにくいのは仕方がない・・・

ショートマガジンもありますが、ガスタンクの容量的に作動がきつくなるのでまともに作動させたいのならやはりこのロングマガジンを使用した方がいいでしょうね。

マルシン製 モーゼル M712 命中精度

準備中・・・

マルシン製 モーゼル M712 評価

レア度
80点
クオリティー
100点
性能
20点
価格
20点

メリット

  • 貴重なモーゼルM712のガスブローバックモデル!
  • セミ・フルオート切り替え可能!

デメリット

  • 8㎜BB弾仕様で汎用性が低い(6㎜BB弾仕様もあります。)
  • 外観の細さに似合わず重い
  • グリップが細く、重心も前よりなので持ちづらい
  • 故障が多い(よくジャンク品で販売されているので設計上故障が多いのだと思います。)

 

ということでマルシン製モーゼルM712の紹介でした。

この銃に性能を求めてはいけませんねwww
動作性や命中精度、扱いやすさどれを取っても他のハンドガンに勝てる要素はありません。

 

しまいにはフルオート機能とセミオート機能が上手く作動しないというデメリットすらありましたwww
擁護のしようがないほどク〇銃ですね。

 

 

ではこの銃はオススメできないのか?というと・・・

めっちゃオススメです!( `ー´)ノ

 

この銃が欲しい人なら分かると思いますが、性能なんて二の次で1番はやっぱり渋いルックスです!

現在のハンドガンはグリップ内部にマガジンを挿入するのに対して、M712はARのように前方にマガジンを挿します!

 

それに持ちにくい細いグリップに折れそうな細いバレル、ストップ機能がないコッキングボルトなど扱いにくさと古臭いロマンを感じるだけの銃です!

それ以外はいらない!!

 

実に漢らしい銃です♪

今回紹介したモーゼルM712は古いロットで素材がABS樹脂だったのが最大のデメリットですね。

新しいロットは6㎜BB弾仕様+HW樹脂というヨダレ物の仕様になっているのでモーゼルM712が欲しい方は最新ロットをオススメします!

 

古臭いデザインが最高のメリットといっていい良いモデルです!
懐古厨にオススメしかない1丁ですね\(◎o◎)/!

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